【ドイツのクリスマス】は26日まで?誰と過ごす?何をする?

【ドイツのクリスマス】は26日まで?誰と過ごす?何をする?
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公開日 2021年4月27日 最終更新日 2023年12月27日

Advent(アドヴェント)が終わり、12月24日の夜はDer Heilige Abend(聖なる夜)でありイエス・キリストが誕生した25日の前夜です。

日本では大抵クリスマス・イブと呼ばれますが、このイブは英語のイブニング(夜)の略ですよね。

2020年はコロナウイルスの影響で毎年大にぎわいのドイツの12月も完全に自粛モードです。11月から延長されたロックダウンは強化され12月に突入したものの、あまり良い結果を得られずに12月16日には生活必需品を扱うお店以外は閉まり、街から人がどっと減りました。

クリスマス前の天気はというと、一桁代だった気温がここ数日また上がって13度ほどに。庭の花が咲いたり気候変動をまた強く実感しました。

日本の「クリスマス」はキリスト教徒以外にとっては、ひとつのイベント化とされていますが、この記事ではドイツにとってクリスマスはどんなものなのかをご紹介したいと思います。

 

ドイツのクリスマスの祝日

12月24日は実は祝日ではないのですが、聖なる夜を迎えるためにたいていのお店などはお昼過ぎに閉まります。そして25日が1.Weihnachtstag(第一クリスマスの日)、26日は2.Weihnachtstag(第二クリスマスの日)としてドイツや多くのヨーロッパの国々では祝日になっています。

聖ステファノの日(St. Stephen’s DayまたはFeast of Saint Stephen)は、キリスト教における聖名祝日の1つ。最初の殉教者(protomartyr)聖ステファノを記念するものであり、西方教会では12月26日に、東方教会では12月27日に祝われる。(引用:Wikipedia.jp

ドイツのクリスマスは誰と祝う?

ドイツ人にとってクリスマスは日本人にとってのお正月と考えると想像がしやすいです。多くの人は実家に戻り家族と一緒に祝います。

ドイツのクリスマスに行う習慣は?

24日はもみの木などのクリスマスツリーに飾りつけをして、その下にそれぞれが用意したプレゼントを並べます。プレゼントは子供だけでなく、大人も含めて全員に用意されます。

多くの国では25日にプレゼントを開けますが、ドイツでは24日の夜に開封します。

クリスマスの食事

クリスマスの食事といえば、七面鳥・鴨などのお肉やソーセージにポテトサラダなど、お肉を食べるその背景にはそれまでのアドベント期間にお肉を断食をしていたキリスト教の教えにあります。

他にもフォンデュ(フランス)やラクレット(スイス)などのチーズを使った料理も人気です。これらは12月31日に食べられます。

もちろん日本のようなおせち料理はありませんが、シュトレンやプレッツヒェンは冬の蓄えとして備えていることが多いです。

クリスマスには何をする?

クリスマス期間は家族団らんゆっくりと過ごすので、基本的に食べる・飲む・散歩する・食べる・・・というルーティーンです。他にはお墓参りに行ったり、ゲームをしたり、一緒に過ごすことが醍醐味なのでそれ以上の特別なことはないのです。

また宗教に関係なく無宗教の人もクリスマスを祝うので、ドイツでも一つの行事と化しているように見えますね。

去年のクリスマスのメニュー

去年のクリスマス前はベルリンのクリスマスマーケットを堪能し、クリスマスは義祖父母のおうちで過ごしました。

  • 定番のWürstchen(茹でソーセージ)とKartoffelnsalat(ポテトサラダ)
  • Brotschnitte(パンを切った上に具材を乗せたもの)とサラダ
  • Lamm(子羊)・Rosenkohl(芽キャベツ)・Kartoffeln(芋)・サラダ

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