公開日 2021年4月20日 最終更新日 2023年12月27日
急に気温が上がったり下がったり、例年より気温が高かったり低かったり「何かおかしいな」だけでは済まされないような地球の異常が世界中で頻繁に見られるようになっています。
サスティナビリティ(持続可能性)は地球を守る上で意識できる事のひとつで、様々な面から環境保護などに働きかけます。
最近よく耳にする【サスティナビリティ】を要約すると長い期間持続する効果のことです。未来に長く続く持続可能な地球を守るため、いかに環境に与える悪影響を抑えるか、環境保護につながるエコなことなどが【サスティナビリティ(持続可能性)】なのです。(引用:【サスティナブル】って何?-なんで? in ドイツ)
当ブログでは様々な面からサスティナブルな暮らしに繋がるアイデアをまとめていますが、そのほとんどが身近で生活の中ですぐに意識できることなのです。
この記事では、オフィス(仕事場)で実行できる環境や人にやさしく過ごすためのサスティナブルなことをまとめています。
オフィス(仕事場)で気を付けられるサスティナブルなこと
リモートワークも増えて家で仕事をする人が世界中で増えています。母数が増えている分より多くの人がちょっとした事を意識することで環境への負担は軽減されていきます。
- ノートパソコンを使うようにする
- スリープ・待機モードを避ける
- 紙は節約する(可能であれば両面コピーにする)
- 色付きではなく白黒印刷にする
- 再生紙を使う
- オフィスをシェアする
- 水道水を使う
- 昼食を一緒に作る
省エネで環境保護
ノートパソコンのエネルギー消費量はデスクトップパソコンよりも少ないので、なるべくノートパソコンを活用することで消費エネルギーを削減できます。
スリープモードや待機モードは微量であっても電力を消費し続けてしまうので、使っていない間は電源を切ったり抜いたりすることが大切です。
節電・省エネで地球を守る5つのポイントと原発に頼らない【再生可能エネルギー】
省エネは今や身近にある言葉の1つで、気を付けている人も多いはずです。パソコン以外にもオフィス内で電力を使っているものをチェックするのも環境保護につながります。
- 照明は電気代を節約しながら消費エネルギーを減らせるLEDのようなものを選ぶ
- 電化製品も省エネ商品を積極的に選ぶ
- 給湯器など待機電力を避け、使用時以外は電源を切っておく
紙の節約で環境保護
デジタル化が進む中、大事な書類は紙であったりと紙の出番は未だに多いですよね。デジタル化できる部分はデジタルに切り替えて、できる限り紙の消費を避けることも効果的な環境保護のひとつです。
【環境保護】オンラインサービスを活用してゴミを減らす【サスティナブルな暮らし】
あなたもご存知の通り、紙の資源は主に木です。その木々は二酸化炭素を吸収し酸素を生産して地球を守るために重要な役割を果たしています。限りある資源である木を守ることは、そこに生息する動物や植物などの生態系を守ることにも繋がります。
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再生紙を使って環境保護
印刷紙を再生紙にすることも環境保護につながる行動のひとつです。限りある資源である木を新たに伐採するよりも、今あるものをリサイクルする事で資源とそれを取り巻く環境を守ることに繋がるのです。
印刷紙以外にも紙は私たちにとって身近であり生活に欠かせないものです。トイレットペーパー・キッチンペーパー・ティッシュなど買い物をするときにチェックしてみると案外、いつも買っているものが再生紙ではないかもしれません。
ゴミとして出た紙は古紙回収に出してリサイクルすることで、必要でなくなった紙がまた生まれ変わることができます。
オフィスをシェアするコワーキングスペース
コワーキングスペースは、複数の企業でオフィスをシェアできる場所のことを指します。既に存在するスペースを共有することは、新たに建築することでかかるエネルギー・資源の消費をなくし、建築による環境汚染もなくすことができるのです。
コワーキングスペースー【一軒家は環境に悪い?】ドイツでは一軒家を新たに建てることが禁止になっている地域も存在する
飲食面で環境保護
仕事をするためのエネルギーとして飲食は欠かせませんよね。世界中で水道水を飲むことのできる国は数少ない中、日本とドイツはそれが可能な国です。そんな水道水で水分補給を行えば、ウォーターサーバーを使うエネルギー・ペットボトルの製造やリサイクルにかかるエネルギーなどは削減されますよね。
今現在はコロナ渦で難しいですが、昼食を同僚と一緒に作ることで省エネやゴミの減少につながります。また家からお弁当を持って来ることや社員食堂を利用することも、コンビニや飲食店でテイクアウトをするよりはゴミを減らすことにもなります。