「Warum(なんで?)」が口癖の好奇心旺盛な旦那さんの影響で色んな事について考えるようになった私みーこのブログです。
みなさんは、どうでもいい・他愛もない話をするときに適当に相槌うつことはありませんか?自分がなーんとなく話した内容に、流してほしいな~と思うことはありませんか?
私の旦那さんはどんなことでも、「なんで?」とすかさず質問を投げてきます。
ただ単に疑問に感じた事にたいして、悪気もなくズカズカと質問してくるわけですが、納得いかないことがあると、納得がいくまでディスカッションをしたい人です。
私はこのディスカッションが今でもあまり得意ではありませんが、旦那さんに鍛えられてから、自分の意見を言う事や人とそれについて意見交換をすることを自発的にできるようになりました。
それまではまさに今私が否定し続けている、「みんながやってるから~」という何の信ぴょう性もないことを自分で深く考えもせずに平気で信じていました。
私自身子どもの頃から、自分の興味のあることは熱心に調べたり勉強したりしていましたが、それ以外の教科や授業はただ暗記する(受け身の)勉強しか、して来なかったばかりに、疑問を持つ事が人生の中で本当に少なかったと今では感じます。(特に興味のない分野に関して)
新聞やテレビ・ネットニュースだって、信頼できるメディアとそうでないものがあるなんて考えもせずに、時間があいたときにたまたま流れていたものを見て、信じる。なんて今考えると、すごくおそろしいことを平気でやっていました。
今私が、情報を集めること・真実を知ること・人とディスカッションすることが、自分自身や環境・人間・生き物にとってどれだけ大切なことか考えることができるのも、常に疑問を投げかけてきてくれた旦那さんのおかげではもちろんありますが、ドイツの環境にもあります。
【あくまで私の印象です】自発性が尊重されるドイツは、受け身の姿勢は否定される印象があり、受け身=自分の意見・意志をもっていないと判断されかねません。(もちろん自発性だけあっても、疑問に持たなければ根拠がないので両方必要かと思います。)空気を読んで、分かったフリをするのはアジアの教育の影響なのか、アジア人の性質という印象があります。
語学勉強でもそうですが、「なんで?」と質問することは決して恥ずかしいことでもなくて、分かったフリをすることが伸びない原因と言われています。質問することを恥じることより、知らないこと「無知」の方が何百倍も罪深く、恥じることだと私は思います。
年齢も関係なくて、私は世間でいう「大人」になってしばらく経ってから、疑問を持つ大切さを知ったし、私は何十年も「分かったフリ」をする受け身で周りに流されるような人でした。
「私のような影響力のない人間が発信したところで何も変わらない」という考えに対して、旦那さんはよく「自分1人でも言いたい事があればそれを発言すべき」「そうすれば0は1に変わるし、ひとりでも共感したり、それについて話す人ができるかもしれない」と言ってくれました。
私の旦那さんは質問は嫌ほどしてくるけど、私に何かを強制したことは一度もありません。強制されて習慣化することもあるかもしれないけど、強制は自分の意志とは違う方向に押さえつけられているわけだから、いつか反動がくる可能性もありますよね?
根本的な考え方を変えるには、その分やっぱり時間が必要です。そしてなにも急に全部訳じゃなく、マイペースに変わっていけばいいのです。
このブログでは、ドイツの生活を通して気づいたこと、(主に)エコ・ベジタリアン料理について発信しています。日本とドイツの文化や考え方の違いから「なんで?」と疑問にもったことや、日本の生活だけでは気づかなかったことを共有したい!という理由から当ブログをはじめました。
私は子どもの頃から、母親が作る料理が大好きで、その料理が今でも私の中では世界一美味しくて、おかげで食べ物の好き嫌いなく育ちました。そんな母親の影響で今では料理をするのが大好きです。
エコ・ベジタリアン料理について発信していますが、私はお肉やお魚、動物性のものも大好きです。お魚を食べる機会はドイツに来てから必然的に減りましたが(鮮魚を手に入れるのがとても難しい)、お肉に関しては、食肉が環境に与える影響を知ってから今では2週間に1回を除き、それ以外は植物性のものだけを食べる日々です。
【食肉】が環境に及ぼす影響を知れば【ベジタリアン・ヴィーガン】の偏見が無くせる? – なんで?in ドイツ
環境保護の対策は世界中行われていますが、まだまだ「なんかやってんな~」と受け身である人が多いのが現状です。「なんで?」と疑問を持てば、ひとりでも多くの人がひとつでも多くのゴミを減らすように働きかけたり、ひとりでも多くのひとがエコバックを持参する可能性があがります。
このブログを訪問していただいて、記事を読んでいただいて本当にありがとうございます!少しでも多くの人にこの凡人の声が届きますように、地球温暖化の原因が少しでも削減される可能性・ゴミが少しでも減る可能性を信じて発信し続けます。